6歳の誕生日(うちの子1周年記念日)【保護犬ボーダーコリー2年目】

 

保護犬 ボーダーコリー トーマ
(6歳の誕生日(うちの子1周年記念日)を祝ったトーマ)

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2021年2月に、ブリーダー崩壊からシェルターに保護された、推定5歳のオスのボーダーコリー。保護された直後は人に怯え、固まって動くことができなかったようです。シェルターのスタッフさん達にボルガという名前をつけてもらい、愛情を注いでもらううちに、少しずつ心を開いていったようです。

保護犬 ボーダーコリー トーマ

2021年3月、9か月前に先代の愛犬が虹の橋を渡ってしまい寂しかった我が家に、ボルガを迎え入れ、家族として一緒に暮らすトライアルを始めました。それまで緊張で固まっていたボルガは、我が家に到着した途端、まるで先代の愛犬が乗り移ったかのように、にぱーっと笑ってくれたのでした。

保護犬 ボーダーコリー トーマ

最初は、人が見ているとゴハンを食べることもできず、ハーネスを着けることも怖がり、家の中のいろいろな電子音などにイチイチ驚いていたボルガでしたが、でも私たちと一緒にいるときには笑顔を見せてくれていました。そして2021年4月2日、私たちはシェルターからボルガの正式譲渡を受け、改めてトーマと名付け、その日をトーマの5歳の誕生日として市役所に登録しました。

先代の愛犬も保護犬ボーダーコリーで、家にいるときはかわいいものの、一歩外に出ると有り余る力を制御できない問題児だったため、特に最初の数年間は彼女の社会化に大変な苦労をしました。そのため、トーマに対しても同じ覚悟をしていたのですが、トーマは素が大人しく、苦労らしい苦労は何もなくて、ちょっと拍子抜けしてしまいました。トーマは保護犬といっても、虐待等されていたわけではなさそうで、とても犬慣れしている様子からは、ブリーダーでたくさんの犬たちと一緒に、意外と平和に暮らしてきたのかもしれません。

ただ、初めての人、初めての場所にはとてもナイーブで、筋力がなく太り気味、座り方や伏せ方がちょっと変な様子からは、散歩などで外に出たり運動したりすることはほとんどなく、狭い環境でほぼ一日中を過ごしていたのかも。オスワリやフセを知らず、ボール遊びなどもできない様子からは、人に遊んでもらった経験もほとんどなかったのかも。

あれから1年、2022年4月2日に、トーマの6歳の誕生日、うちの子1周年記念日をお祝いしました。人が見ているとゴハンを食べられなかったボルガは、ヨダレを滝のように垂らしながらケーキに食らいついて丸飲みするトーマになっていましたよ!

保護犬 ボーダーコリー トーマ

散歩とゴハンが好きになり、オスワリやフセができるようになり、一緒にワンプロをして遊べる友達ができ、カフェや焼き鳥屋を覚え、筋骨隆々はまだだけどダイエットはとりあえず成功しました。ボーダーコリーらしい迫力はまだないけど、楽しそうに全速力で走ったり、飼い主に跳びついたりすることもできるようになりました☆


この1年、飼い主にたくさんの幸せを運んでくれて本当にありがとう。これからの1年も、また一緒にいろいろなこと経験しながら楽しく過ごしていこうね。1年後のトーマは、どんな風になっているかな?

保護犬 ボーダーコリー トーマ

トーマ、6歳の誕生日、おめでとう!

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